スラッジ回収・汚泥処理とは

なぜスラッジが問題なのか?

一般的にスラッジとは、切粉・さび・機械油の固形化物・金属粉といった沈殿物の総称です。
工作機械では日々金属を削り続けていますので、スラッジは発生し続けるものです。
しかしながら、工作機械及びタンクの設計サイドとしては、クーラントタンクにスラッジが混入しても、仕切り等でスラッジがタンクの重要エリアに侵入するのを防いでいると考えられています。
また、定期的に清掃するのが基本の為、スラッジの除去に対してあまり手をかけていないのが現状です。
しかし、スラッジはあらゆる隙間から洩れ、浮遊しながら仕切りを乗り越え、切削液と共に仕切りをくぐり、タンクのいたるところに存在しています。
その様になってしまうと、もはや回収するしかありません。
クーラント液を腐敗させ、フィルターを目詰まりさせて、加工に悪影響を及ぼします。

スラッジがタンクに沈殿 フィルターの目詰まり 刃持ちが悪化

また、タンクに溜まったスラッジは沈殿してから大部分は移動せず、タンクの容積を占拠していく。結果十分なクーラント液を保持できず、加工に必要な量の清浄な切削液を掛けることが出来なくなります。
これにより、加工不良や面粗度悪化が引き起こされるケースが多い。

刃持ちに影響 切削液の腐敗原因 ポンプの目詰り原因
容積不足による切削液不足 加工不良の原因 大規模清掃の要因

スラッジは、1)刃持ちを悪化させ、2)切削液の腐敗原因、3)ポンプの目詰まり、4)タンク容積不足による切削液の不足、5)加工不良の発生原因、6)連休時の大型清掃の要因等、を引き起こします。

スラッジには種類があります

クーラントタンク内イメージ

1.液面に浮く超微細スラッジ

機械の稼働中はタンク内の流れが速く、たくさんのスラッジが表面張力で液面に浮いてきます。沈むことなく液面を漂い続けます。オイルスキマーやサイクロン、フィルターでも回収が難しく、切削液の中にしぶとく居続けます。
エコイット(SD-A/WD-A/MS-A)は液面微細スラッジを効率よく回収します。(詳しくはコチラ)

2.液中スラッジ

クーラントで洗い流されて排出されるスラッジの多くは液面や液中を漂い、流れが緩やかになると、少しずつ沈殿してタンクの底に溜まっていきます。液面から沈んでタンクに沈殿するまでは、液中スラッジとなります。
液中スラッジを取るには、インラインのろ過装置やサイクロン、マグネットセパレータ等が使われます。

3.沈殿スラッジ

一番良く知られている、タンク底に沈殿するスラッジ。スラッジは水より比重が重いため、機械が止まって流れがなくなると通常はタンクの底に沈んでいきます。 大きく重いスラッジは最初からタンクの底に溜まります。
エコイットES-Aは沈殿スラッジの掃除機です。(詳しくはコチラ)

液面微細スラッジの回収

液面微細スラッジは沈殿スラッジと異なり、クーラントポンプにまでたどり着く可能性が高くなります。
ポンプをつまらせて機械停止の原因となったり、フィルターをつまらせて十分な量のクーラントが供給されなくなったりします。フィルターを通り抜けたスラッジはクーラントと共にワーク、刃物にかけられると、加工精度が落ち、刃物の摩耗度を早めます。液面微細スラッジを回収することでこれらの問題の発生を抑制することができます。

液面微細スラッジ回収の仕組み

エコイットは特許取得の2段式液面追従吸込みシステムで、浮上油はもちろんのこと、液面に浮く超微細スラッジまで一気に吸引します。

沈殿スラッジの回収

タンクの底にはたくさんのスラッジが沈殿しています。中にはタンクの深さの半分くらいがスラッジということもあります。清掃は、半年、あるいは1年に1回程度、タンクの液を完全に抜き、人出をかけて大清掃するという現場が大半です。 クーラントシステムの中で、スラッジはタンクの底に沈むもの、沈んでいる限り大きな問題にはならないから仕方ないという諦念があるようです。しかし、実際はクーラントを劣化させたり、十分なクーラントを確保できないなどの原因となっています。 本来であれば、何らかの方法で沈殿スラッジを回収したいものです。
例えば、1週間に1度、10分程度の清掃でスラッジを回収するのはどうでしょうか。半年間何もしないで放置するのと、たとえ週一でもスラッジを取るのとでは大きな違いが生まれるのではないでしょうか。
エコイットES-Aは、家庭用掃除機の手軽さでタンク底にたまったスラッジを回収できます。フィルターを使わず、メンテナンスの手間もかかりません。

沈殿スラッジの回収の仕組み

クーラントタンク内イメージ

たまった汚泥スラッジを一気に解決
ダーティータンクの掃除機です!!

  • 1)電気を使わない
  • 2)ハイパワーで吸引による高回収率
  • 3)コンパクトでキャスター付(工場内もラクラク移動)
  • 4)設置方法・使い方が簡単(一般掃除機と同じ要領)
  • 5)ランニングコストの軽減(消耗フィルターを使用しません)
  • 6)機械稼働中においても使用可能

現場での環境改善にトータルコストダウンにお役に立ちます!!

浮遊物・油を回収 水と油を分離 水をタンクへ戻す
タンクの底面を掃除機感覚で回収していきます。 内部が見える構造なので取れているかの確認も一目瞭然! 毎分100Lのポンプで回収された切削液はタンクへ戻りますので、機械が運転中でも切削液不足にはなりません!

他社製品との比較

スラッジの回収装置といえば遠心分離機のものを使用されている方が多いと思いますが、効果は十分に出ているでしょうか??他社製品とエコイットを比較してみてください。

遠心分離機 バグフィルター エコイット
価格 ×
設置場所
処理量
メンテナンス性 × 消耗品交換
可視性 × ×
特徴・問題点 特徴:高精度な分離が可能

問題:積極的に吸引する為、浮上スラッジも回収してしまいメンテナンスが発生する。 汚れているタンクで使用されるのが通常の為、汚れによって回収精度が落ちる。
特徴:高精度な分離が可能

問題:フィルターメッシュサイズのスラッジは回収可能だが、消耗品が発生し経費が掛かり、インラインの為詰まると機械が停止する危険がある。
特徴:強い力で吸引します。回収している状況が目で確認できるので、最低限の時間を使って最大限の効果が得られる。

問題:極端に小さなスラッジはメッシュサイズを通り抜けてタンクへ戻ってしまう。

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